2009年6月26日金曜日

Ricky Rubio

今日は2009 NBA Draftの日だった。

もちろん自分の携帯は鳴らなかったが、狭き門をクリアしたゴツイ猛者共の中に、
18歳のスペイン人の少年が混じっている。彼は全体5位でミネソタ・ティンバー
ウルブズにpick upされた。

名前はリッキー・ルビオといい、U-16の頃から散々「神の子」呼ばわりされ
騒がれていたが、2008年の北京オリンピック決勝、スペイン-アメリカ戦で
Jason Kidd、CP3、Deron WilliamsというNBA屈指のアメリカ代表ガード陣と
渡り合い、実力が認められた。

スペインはこれまでにセルジオ・ロドリゲス、ルディ・フェルナンデス、
ホセ・カルデロン、ポー・ガソルなどの身体能力の高い選手をNBAに
送り込み、アメリカを脅かす存在になったが、ルビオのNBA入りで
更に強力なチームとなる。

ロシア、ユーゴスラビア(旧セルビア・モンテネグロ)はかつてアメリカの
ライバルだったが、欧州予選でスペイン、ギリシャ、ドイツに遅れを
取っている。ピートラス兄弟、トニー・パーカー、ディオウ、トゥリアフを
輩出しているフランスも見逃せない。南米でもアルゼンチンを筆頭に
ブラジルの成長が著しい。

NCAA全米大学選手権はMarch Maddnessと言われ、毎年3月に物凄い
盛り上がりを見せる。今年もNo.1ピックを含め、NCAA上がりの選手が
ドラフト上位指名を占めたが、ルビオは海外出身のポイントガードでは
異例の若さ、経歴で上位指名された。

猛者共の中で、生き残れるかどうか。
今シーズン終わったばかりなのに、来シーズンも楽しみになってきた。

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